散歩で見学に行くのはいかが?「光が丘美術館」のグランドピアノ

ピアノ雑談話

(画像は光が丘美術館HPよりお借りしています)

光が丘駅から徒歩3分「光が丘美術館」には、世界に12台しかない珍しいベーゼンドルファーのグランドピアノが常設されています。一見の価値ありです!たまにコンサートも行われています。

1月のピアノ弾き合い会後の懇親会で話題に出しましたが、意外と皆さんご存知ないようでしたので、改めてここで紹介してみますね。

「大人のためのピアノ教室studio-S」からは、徒歩17分になります。暖かい日に散歩を兼ねて、見に行ってみてはいかがでしょうか?

世界に12台の特別モデル「1000年祭グランドピアノ」

美術館2階の展示スペースにあるのは、ベーゼンドルファーの「1000年祭グランドピアノ」。世界に12台しかない貴重なモデルだそうです。

美術館の雰囲気とも相まって「タダモノではない」風格を漂わせていますね。美術館の入場料で見ることができます。

ただし「見るだけ」です。ストリートピアノのように自由に弾くことは出来ませんので、ご注意を。

気軽に弾けるピアノ、弾けないピアノ

数年前のこと。もし、うちのピアノ教室の発表会をこの空間で開催できたら素敵だなぁ〜♪と考えて「この近くでピアノ教室を主宰している者ですが…」と、美術館を訪ねて行った経験があります。

その際に、少しだけピアノを弾かせていただきました。軽く弾くだけで建物全体に響きが美しく広がる、演奏していて気持ちの良い素晴らしいピアノでした。

ただし発表会の件は、残念ながら「不特定のアマチュアが演奏するようなイベントには、お貸していない」とのこと。貴重なピアノを置いている小規模のピアノサロンではよくあることなので、予想はしていました。

高級なピアノは、繊細にできています。メンテナンスにも手間をかけています。貸し出しも「誰でもどうぞ」ではなかったりします。

「減るものじゃないし」なんて言い方がありますが、実はピアノは「減るもの」なのです。ピアノには弾いている人の癖がつくのです。

イメージとしては、硯や靴のイメージに近いでしょうか。あまり良くない使い方では、おかしな減り方をしてしまったりします。

逆に「誰でもご自由にどうぞ」の駅ピアノやストリートピアノは、どこかで役目を終えた第二の人生ならぬ第二のピアノ生?として、古いピアノがいい加減(・Д・)なメンテナンス状態で設置してあることも。

そのため、ピアノの状態もイマイチだったりします…

ピアノ以外も見どころがたくさん

美術館と同じ敷地内には、『桔梗屋』という古民家を利用したお蕎麦屋さんもあります。よく手入れされたお庭は、季節の移ろいを感じることができます。これからの季節は、きっと梅や桜が美しいでしょうね(^-^)

練馬区春日町、田柄あたりは、いい意味で練馬の田舎っぽさが残っている地域です。光が丘駅から徒歩3分と駅近なのが信じられないような、のどかな風景。別世界に来たようです。心休まります。

蔵屋敷のような美術館も、建物として見応えがあります。もちろん展示されている絵を鑑賞するという、本来の美術館としての楽しみ方も。

今回の画像はすべて、光が丘美術館HPからお借りしました。お出かけの際は、HPで開館時間などご確認ください。

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