新しい生徒さんから質問をいただきました。
「自宅で練習していて分からないことがあったとき、ラインで質問するのは可能ですか?それとも次回レッスンで教えてもらうことになりますか?」
そういえば以前も別の生徒さんから、同じ質問をいただいたことがありました。
というわけで今回は、こうした場合の対応について書いてみます。
レッスン初心者さんは疑問がいっぱい
- あれ?楽譜のコレってなに?
- どうやって弾くの?
- これで、合ってる?
自宅で練習中にそうした疑問が出てきてしまう…
ピアノがまったく初めてだったり、いままでは独学していてレッスンを受け始めて間もないと、ひとりで解決できない疑問が出てくることもあるかもしれません。
それに加えて『レッスンを受ける』経験にも不慣れな場合、レッスンの受け方についても迷うことがあるかもしれませんね。
短文ならLINE質問OK、それ以外は動画レッスンで
『レッスン時間外にLINEで質問をしても良いですか?』の質問に対する答えから書いてしまいますと、
かんたんに答えるのが可能な質問ならば、 LINEで質問いただいても大丈夫です。
例えば、
- 次の曲を⚪︎⚪︎と△△で迷っているのですが、どちらがオススメですか?
は、よくある質問です。これはもちろんOK。
文章だけではなく、楽譜の写真やご自分の演奏動画と一緒に
- この音は右手で弾きますか?左手ですか?
- レッスンでは出来ていたリズム、これで合っているか不安なのですが?
といった単純な確認で済むことも、ほとんどの場合はOKです。

LINEスタンプだけで返信すること、あるあるです↑
でも、もしそれが「う〜む、これは私が動画を作って送ったり、長い文章で説明する必要があるなぁ…」という時は、
有料で動画レッスン、もしくは短時間のオンラインレッスンという方法もあります。
↑いきなり有料になることはありません。「その質問には簡潔に答えられないので、有料でレッスンしますか?」みたいに提案します。
その場合のレッスン料として500円〜千円くらいかも??それは質問の程度によりけりです。
「次のレッスンまであと2週間。モヤモヤするより有料で今すぐ解決したい!」と考えるかは、生徒さんにお任せです。
意外と一筋縄ではいかないのは、装飾音符の入れ方や楽譜に書かれていない箇所の指使い(運指)の質問です。
どちらも唯一の正解があるのではなく、バリエーションがあります。
前後の音楽の流れを見たり、生徒さん本人の手の大きさや実力に合わせて考えなければいけないので、パッと答えられるものではないのですσ^_^;
基準は『生徒のみなさんの公平性』
どの程度の質問や相談ならば無料のLINE相談が可能で、どこからが有料になるのか?は微妙な話なので、ここで言い切ることができません。
基準にしている考え方は、
そのレベルのサービスを生徒さん全員にすることは出来るのか?不公平にならないか?
質問に対する答えを書くのも、それなりの時間がかかります。なので、
- 短文で
- LINE一往復で
解決するようなLINEでの無料質問・相談はOKです。
レッスン時間についても同じ
ちなみに私の場合、ずるずるとレッスン時間が長くなってしまうことはほとんど無いタイプだと思います(これって先生によっていろいろでしょう)。
うちの教室のレッスンは、時間の長さでレッスン代を決めているので、
「サービスとして誰かに10分延長してしまったら、その時間をレッスン代として支払っている他の生徒さんにとって不公平になる」
という感覚からかもしれません。
教室のレッスンもピアノの演奏も、無形のもの。提供する時間・手間・価値を金額に換算して交換するしかないのですよね。
結論:ご相談ください( ˆoˆ )/
「この質問はOK?それともダメ?」と判断に迷うときは、まずご相談ください。
先生も生徒もどちらも納得できて、長く継続可能なやり方を探っています!

