本日6/8(日)教室のピアノ弾き合い会を行いました。会場は前回と同じく、新宿の音楽練習場オトレンのプチ・サロンです。
梅雨入り近い時期でしたが、さいわい天気にも恵まれて、気持ちの良い午後の時間、素敵なピアノの響きを楽しむことができました。
1分間リハーサルと演奏順くじ引き
毎度おなじみになっている「ひとり1分間リハーサル」と「トランプのカードによる演奏順決め」。
当日、本番直前に演奏順が決まるというのはスリルありますよねぇ( ̄▽ ̄)

ちなみに、Aのカードを引いた方から質問をいただきましたが、それはエースのカード!つまりプログラム1番目なのですよ!
最初は「うわ!トップバッターなの!?」と思うかもしれないけれど、すぐに自分の番が終わるというのは、あとは気楽に皆さんの演奏を聴けるということ。
そういう意味で、演奏順はむしろアタリかも?
今回のプログラム
ということで、ランダムに決まった演奏順。今回のプログラムは、こんな感じでした。
1)樅の木/シベリウス
2)24のジャズ・プレリュードより〜9番、12番/カプースチン
3)愛の夢第3番/リスト(橋本晃一編)
歌の翼に/メンデルスゾーン(橋本晃一編)
4)間奏曲Op.118-2/ブラームス
5)抒情小曲集より〜森のざわめき、セレナード/ギロック
〜休憩〜
6)プレスト・コン・レッジェレッツァ/ショパン
オリエンタル・スケッチ/ラフマニノフ
7)平均律第1巻より〜第1番プレリュード/バッハ
8)私を泣かせてください/ヘンデル(モシュコフスキー編)
9)亜麻色の髪の乙女/ドビュッシー
講師演奏)マ・メール・ロワより〜妖精の谷/ラヴェル
すべて、いま弾いてみたい!とご自分で選んだ曲です。
大人に人気の定番曲からマニアック曲まで、作曲家の国もドイツ、フランス、フィンランド、ハンガリー、ロシア、ウクライナ、ポーランド、アメリカなど、バラエティ豊かにそろいました。
雑談コーナー
弾き合い会では、同じピアノ教室を縁とする大人同志の雑談もお楽しみの一つ。
今回は、サロンのロビーに飾ってある演奏家・作曲家の写真一覧に「これは誰だろう?」との話題も。

上の左から2番目の写真。モーリス・ラヴェルのようですね。若い時の写真はあまり見る機会がなかったので、サインを見るまで分からなかったなぁ〜
ちなみにサインがあっても、流れるような字体は読みにくかったりして、わかりにくいものですよね^^;
そのほか全員の演奏後、ピアノという楽器についての疑問・質問コーナーもやってみました。

コンサート用のグランドピアノのフタの開け方について、大事だけれどあまり知られていないことがあります。
フタを開ける角度によって3種類の長さの棒と穴があるのですが、コレってどこでも良いわけではなく、間違えた場所に入れてしまうと不安定で危険なのです。

フタの角度は演奏の用途によって使い分けることや、響きの違い、椅子の調節の仕方の基本、譜面台の調節について、また講師演奏の曲「妖精の谷」にちなんでグリッサンドについてもお話ししました。
ふだんのレッスン時間もピアノを弾くだけでなく、楽器についての疑問点もいつでもご質問くださいね。知っている範囲でお答えします。
懇親会にて&次の弾き合い会について
今回の懇親会も前回と同じ、ルノアールの貸し会議室3号室で。で、今回も話に夢中になって写真は撮り忘れました…
「弾き合い会、いつも楽しみだけれど、不安やしんどい気持ちも。でも弾き終わると、ほんと安心!」なんて話も。
そうそう!人前で演奏するのって、楽しいばかりっていうのは無くて、必ず苦しい気持ちもあるものですね。
でも、その苦しさとセットで達成感や充実感がついてくる感じ。
たとえ演奏で心残りがあったとしても、それが進歩や上達につながる。やはり経験することによってしか、獲得できないものです。
さて、次回の弾き合い会は半年後くらいを目処に考えています。
ですが、半年後というと12月。忙しい時期かもしれないし、会場も混んでるかもしれない?
かと言って、あまり期間が開き過ぎると、気持ちがダレるかも?なので、また皆さんの様子を見ながらご相談と思っています。
今回は日程の都合がつかなかった、参加を見送った生徒さんも、次回ご参加いただけたら嬉しいです(^_^*)