シューベルト作曲「ロザムンデ間奏曲」。
このメロディをテーマとした「即興曲」も有名ですし、ピアノ初級者向きのレパートリーとして「間奏曲」アレンジ楽譜もいくつか出版されています。
実はピアノ初級者から上級者までが演奏する、隠れた人気曲なのです。
シューベルト自身このメロディをとても気に入っていたようです。同じメロディの弦楽四重奏も存在します。
自分の曲だから、いくら使いまわしてもOKですしねヽ(´▽`)/
今回は、このなじみ深いメロディをピアノで弾きたい人向けに、難易度別おすすめ楽譜を初級から上級まで4つ紹介します。
【初級】間奏曲〜おとなのためのピアノ小曲集より
橋本晃一氏編のおとなのためのピアノ小曲集(バイエルからツェルニー30番併用)に収録されている「間奏曲」。演奏時間は1分8秒程度。
左手のポジション移動は少なめ、曲の長さも1ページのみの短いアレンジです。ハ長調です。
ピアノ初級者向きでしょう。

使用楽譜→おとなのためのピアノ小曲集(バイエルからツェルニー30番併用)
楽譜については、こちらの記事も参考に↓
【初中級】間奏曲〜ピアノ名曲110選グレードAより
続いては、ピアノ名曲110選グレードAに収録されている「間奏曲」。
ハ長調アレンジですが、短調になる中間部も含まれていて少々長めです。ページ数4ページ、演奏時間は約3分30秒。
劇音楽「ロザムンデ」のB Dur(変ロ長調)と調は違いますが、オーケストラで聴く「間奏曲」に近いアレンジです。

使用楽譜→ピアノ名曲110選グレードA
こちらの記事も参考に↓
【中級】即興曲 作品142の3〜おとなのためのピアノ曲集クラシック編2より
「即興曲 作品142-3」は、ロザムンデ間奏曲の最初のメロディを、変奏曲のテーマとして使っています。原曲と同じ調子である変ロ長調です。
次に【上級】として紹介する『4つの即興曲 作品142-3』のテーマのみが、おとなのためのピアノ曲集クラシック編2に収録されています。テーマそのもので、やさしくアレンジなどされていません。

テーマだけですので演奏時間は約2分と短めですが、装飾音の入れ方など技巧的な部分もあります。

すべての変奏を演奏するのは難しい(^^;;という人に、おすすめです。このテーマ部分だけをレパートリーとするのもアリです!
使用楽譜→おとなのためのピアノ曲集クラシック編2
【上級】即興曲 Op.142-3(D935-3)
さて、ガチピアノ勢にとって一番おなじみなのは、こちらでしょう。4つの即興曲 作品142の3曲目です。
先ほど【中級】で紹介した楽譜「おとなのためのピアノ曲集クラシック編2」のテーマから始まり、第1変奏→第2変奏→第3変奏→第4変奏→第5変奏まであり、そこそこの長さがあります。
すべて演奏すると7〜10分程度でヘンレ版では9ページ分もあります。チャレンジするには根性も必要ですね٩( ‘ω’ )و
変奏が進むにつれて、テクニック的にも音楽的にも複雑さを増していきます。
最後には最初(テーマ)と同じメロディがあらわれますが、途中は「ロザムンデ間奏曲」とはだいぶ違った雰囲気になります。

こちらはYouTube動画は撮っていませんm(_ _)m
【おまけ】メロディ使い回しは、シューベルトの名曲「鱒」も
今回はシューベルトの『ロザムンデ間奏曲』のメロディが使われているピアノ曲と、難易度別おすすめ楽譜を紹介しました。
ほかにも、シューベルトが同じメロディを複数の曲を使った有名な例として「ます」があります。
シューベルトは自身の歌曲「鱒」のメロディを、ピアノ5重奏曲「ます」の主題として使いまわしているのです。こちらも変奏曲形式です。

はつらつとした勢いを感じるこの曲も、ピアノソロでも人気なのですよね。いつか記事にできたらいいなぁ🎶